Back to the Street,Again.

今日の日刊スポーツに佐野元春さんの特集記事が載ってました。asukaさんのSUNDAY MORNING BLUEにこのことを知って、慌てて夜に日刊スポーツを買いに行きました。(記事はネットの方には載ってません)

芸能ページと思っていたら、レジャー面に「ウィークリーワイド」というコーナーがスタートしていて、この日は音楽特集でした。記事の内容は、asukaさんの方にも書かれていますが、こちらでもざっとまとめたいと思います。

記事の最初に佐野さんが言われた言葉が、タイトルにした「Back to the Street,Again.」でした。

デビューの頃に抱いた思いを持って、再び街路に戻る決意を改めて語っています。今まで在籍したレコード会社から独立しようと思った理由は「自分の音楽に対するこだわり」、「作り手の個性を100%聴き手に伝えたい」、だからこそ、自分の理想を実現する為にレーベルを立ち上げたという事です。

とはいえ、いきなり理想を実現させるのは難しいということで、まず「音楽作り」をレーベルで行い、販売・流通などは大手のレコード会社(ユニバーサル・ミュージック)が行うという「メジャー・インディペンデント」形式を取る、と話してました(このことは既にいろいろなところで話されているのでご存じの人も多いと思いますが)。今後はインターネットによる音楽配信も含めて、多様なリスナーの要求に対応していくとのことです。

佐野さんがここまでかき立てるのは何か。
彼は今後について、現在のロックファンの中心である10代、20代の若者には「生きる指針」を伝え、デビュー当時からのファンである30代、40代の人たちには「悪戦苦闘している人たちをバックアップするような曲を作る」ことでメッセージを伝え、更にCDやライブだけでなくメディアにも積極的に出演など活動分野を拡げることで「新しい世代に新たなフィールドを作っていきたい」と語っていました。

最近の佐野元春は、とにかく前向きに取り組む姿しか見ていないような気がします。先日のパーティの後でファンに姿を見せたときの佐野さんも、前向きな姿でした。今回のインタビューの最後、佐野元春にとってロックとは何か?という質問に対し、次のように答えていました。

佐野にとってロックとは「公衆トイレに書いてある落書き」という。落書きにはパワーがあり、その落書きに音楽を付けたものがロックだと。

街路に戻る。
思い切り落書きを書く。
自分の理想をとことん追求する。
気持ちはまだまだ青くたっていい。
この思いがロックなのだと。
佐野元春の現在の思いを知ることが出来て嬉しかったです。そして、街路に戻って自由な活動をしようとしている今後の佐野元春にますます期待が高まってきました。

ツアーも10月から始まるそうです。
東京は10月16日(土)に渋谷公会堂。
横浜は12月24日に神奈川県民ホール…どうしよう、クリスマス・イブと重なってしまう(^^;)←注。
地方は、例えば大阪フェスは12月30日。年末かぁ…。まだ追加スケジュールも出ると思うし。今から計画を立てはじめなければと思い始めてます。

早く新しい元春に会いたい!ですね。

注:クリスマス・イブは、いつも教会で過ごしています。聖歌隊で讃美しているので、ライブ行かれるか微妙です。ちなみに、1996年のクリスマスイブに横浜アリーナでフルーツパンチが行われていた時は、教会休んで見に行きましたが。

この記事を書いた人

Minako 'NEPPIE' Seki

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