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最近、僕は夢を見ました。自分がエイズになった夢です。夢の中でのその体験はとてもひどいものでした。はじめは自分がエイズにかかったのだと認めたくない気持ちがあって、冷静にしていました。ところが、だんだん、まわりの友達は僕を避けるようになってきます。僕の愛しい人でさえ、何か今までの態度とは違います。その時僕はとても淋しい気持ちになりました。
相手の事を信じなければ自分が死んでしまう。エイズというのは、私たち人間の信頼関係まで怖そうとしています。けれでももし、誰も信じられないような、そんな世界に生きるとしたら、それはきっと病気よりもっと耐えられない世界かもしれません。
エイズの人を疎外したり、またむやみに隔離したりする。今までにも何度か、そうした悲しいニュースに接してきました。しかしそれは決して賢い方法ではありません。
この憎たらしくてまた厄介なエイズというウイルス。僕は現代の社会の中で、どうにか、この小さなウイルスと「ともに生きていく」という、また「ともにやりくりしていく」という、そんな発想を持って、このエイズの問題に接していきたいと、僕は思っています。
このイベントの主旨に賛同し、無償で献身してくれた多くの方々に心から感謝します。どうもありがとう。
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