「in motion 2003 – 増幅」のその後

昨日書いた「in motion 2003 – 増幅」の続報です。

■「in motion 2003 – 増幅」GO4レーベルから自主発売
佐野元春マネジメントは、SME (ソニーミュージックエンタテインメント) 、発売元のEPICと協議の結果、「in motion 2003 – 増幅」を、佐野元春が主催する独立レーベル 「GO4」レーベルの原盤・発売とすることで合意を得た。これにより「in motion 2003 – 増幅」は、1枚組、通常のCD仕様でのリリースが確定した。「GO4」レーベルは、MWSでのオンライン販売の形をとっており、現在、急ピッチでパッケージの作り直しとネットでの販売を準備中。すでにレコードショップ等で予約している方たちのことも考慮し、販売の切り替えはスムースに行われるようベストを尽くす構え。
関連ページ:GO4レーベル

とりあえずほっとしました。
ただ、MWSのネットによる販売になるので、店頭での販売がないのが残念です。
(↓追記しました)

それにしても、最近のSME(EPICレーベル)は信じられない事が多い気がします。

来月発売予定の佐野さんのシングル「月夜を往け」は、当初は3月中旬に発売予定でした。それが、レコードメーカー側の都合で延期になった事や、2月に発売された「VISITORS 20TH Anniversary Edition」も、当初はCCCD形式で発売されそうになったのを、急遽通常のCD形式になったという事など…。今回の件にしても発売形態について二転三転しました。まとめてみると…。

Nackyさんのエントリー
「佐野元春「in motion 2003-増幅」発売延期CCCD化の可能性が・・」より抜粋
■3月頃「in motion 2003-増幅」CCCDにて発売という情報→
■CCCDを回避して、4月21日発売に変更→
■ソニーはEPICを通じ、通常のCD仕様からCCCDに変更通達→
■CCCDを適用すると→
■本来1枚のはずのCDが、2枚組みに分割され発売される→
■[佐野]ライブ演奏曲順にリスナーに届けたい→
■[佐野]2枚組に分断されることは良い結果ではない→
■発売形態をもう一度探りたい→発売日が遅延→
■一時的な発売の保留も視野に入れて協議にはいった→
■佐野元春は「待望しているファンに申し訳ない」と語った。

そして、今日佐野さんは「GO4」レーベルによる自主制作という形で、通常のCDリリースを決めたという事です。本来ならアーティストは創作活動に専念出来るように、周りが環境を整えるのが普通のはずなのに、それがうまくいかない事態になっているのでは、何ともやりきれない話です。

そして、更に気がかりなのが、ここ数ヶ月でSME(EPIC)と佐野さんとの間に大きな溝が出来ているような気がしています。今のところは来月発売予定のシングルリリースが遅れるという話は聞いていないけど、アルバムへの影響が出そうな気がします。

佐野さんには何とか頑張って欲しい気持ちもあるけど、更に事態が悪くなるようだったら、レーベルの移籍とかもあるのかなぁ、と思ってしまいました。

頑張れ元春!
Party?Party!@neppie.comは、佐野さんの音楽を今後も支持します。

この記事を書いた人

Minako 'NEPPIE' Seki

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