清原和博、最後の花道

チームを超えて愛された男への花道。
HAOミニフィギュア 清原和博 (神戸ver.)(ソフトビニール製、約7㎝ HAOアーツ社製造)
こんにちは、ねぴです。昨日はプロ野球ファンにとってある意味特別な1日になったのではないでしょうか。
清原和博、現役最後の日。
仕事でリアルタイムでは観られなかったのですが、報道ステーションとプロ野球ニュースで清原引退の事をじっくりと取り上げていたので、改めて観てじーんときてしまいました。

清原和博、号泣ノプロ生活23年にピリオド
 (パ・リーグ、オリックス4?1ソフトバンク、最終戦、オリックス14勝10敗、1日、京セラドーム大阪)涙で始まり、涙で終わった。オリックス・清原和博内野手(41)が、引退試合のソフトバンク戦(京セラドーム)に「4番・DH」で先発出場し、六回に適時二塁打を放ち、有終の美を飾った。最後の対戦相手となった王貞治監督(68)の「来世は必ず同じチームでやろう」という言葉を心に刻み、プロ23年間の現役生活にピリオドを打った。

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引退試合となったバファローズ最終戦。最後の試合が“世界の”王監督率いるホークスだったのも、今思えば不思議な縁だったのかもしれません。清原に花束を渡した王監督も今年を最後にユニフォームを脱ぐのも不思議。
試合ではジャイアンツ時代にも一緒にプレーした事があるローズが「キヨに届けたい」思いでホームランを打ち、若手が「清原さんのために」必死に点を取っていきました。その思いを感じた清原自身も第3打席にライト方面へ最後のツーベースヒットを打ちました。
まさにこの日は、清原のための試合でした。
最後の打席。杉内は清原に対して全て直球で挑みました。清原は渾身のフルスイングで空振り三振。最後はホームランとはいかなかったけど、清原らしい最後だったように思えます。
試合はこのままバファローズが勝ち、チームとしてのセレモニーの後、いよいよ清原の引退セレモニーが始まりました。
この日は清原を慕った多くの人たちが集まっていました。チームメイト北川と親友金本からは花束が送られ、イチローは清原の打席ごとにスタンディングで見守りました。また、盟友桑田さんも見守ってました。
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“正装”イチロー、清原全打席に熱い視線
 清原の引退試合には、球界のスターたちがかけつけた。米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(34)は1日、黒いスーツ姿で全打席を観戦。
 “正装”で現れた。黒いスーツに白いワイシャツ、そして黒いネクタイ。球界を退く先輩の姿を見届けるべく、9月28日(米国時間)にメジャー最終戦を終えたばかりのイチローが、京セラドームへ駆けつけた。
 8月に清原引退を伝え聞いた際、「無理をできない可能性もあるからその場合は辛いけれど、無理をできるなら無理してほしい」と無念の思いで瞳を潤ませた。7階ビスタルームで、全打席、スタンディングオベーションで熱い視線を送った。
 2打席目には、その姿がオーロラビジョンに映し出され、観衆から拍手を浴びた。それに応えるように、清原は天才打者の構えをまねた。
 人知れずに球場入りし、試合前は三塁ベンチ裏へ直行。ソフトバンク王監督らにあいさつすると、7階へ上がった。試合後はセレモニーまで見届けたが、この日の主役は清原、と誰の目にふれることなく、球場を後にした。番長へ、イチローらしいサヨナラだった。

今や清原のテーマ曲となった「とんぼ」。打席に立つたびに流れ、観客が歌う姿が見られていたのですが、その歌い手である長渕剛がギター一本で歌いました。

まるで長渕のコンサートに参加しているような一体感が球場を包み、その光景を清原は涙を浮かべながら見つめてました。長渕は歌い終わった後、何事か語りかけながら笑顔で抱き寄せました。
そして、最後のメッセージ。
ちょっと言葉を詰まらせながらも、お世話になった球団、人たち、そしてファンに向かってしっかりとした口調で語りかけました。
清原和博 引退あいさつ全文「心から感謝」

 皆さん、本日は清原和博のために、そしてオリックスバファローズのために来てくださり、本当にありがとうございました。プロ入りして23年間、いろいろありましたけれども、きょう子供のころ、いつもテレビで見ていた世界の王さんから花束をいただき。心から感謝しております。(中略)
…本当に大阪そして、オリックスのユニホームを着たことを誇りに思い、きょう引退させてもらいます。全国のプロ野球ファンの皆さん、23年間応援どうもありがとうございました。

グラウンド1周して、最後は胴上げで終わりました。
一通り観て感じたのは、清原ほど、記憶に残る選手はいないだろうということでした。記録としてはタイトルはとれなかったし、けがにも悩まされていたけど、それでもプロ野球ファンの記憶に残る選手として圧倒的な存在感を感じてました。
最後の試合に多くの人たちが集ったこと、その前の西武ドームではお世話になった両チームの選手たちから胴上げが行われたこと…清原にとって嬉しかったことでしょう。
ボロボロになるまでやりつくして、41歳まで現役であり続けた清原和博。
クライマックスシリーズには出場しないのは残念ですが、今はお疲れ様でした、と伝えたいです。
次なる活躍を楽しみにしていきたいと思います。
不惑 桑田・清原と戦った男たち


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この記事を書いた人

Minako 'NEPPIE' Seki

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