1994年9月15日。
佐野元春さんが一緒に活動していたバックバンド「THE HEARTLAND(ザ・ハートランド)」とのラストライブが、神奈川県横浜スタジアムで開催されました。
私はこのライブをリアルタイムで観てました。
ゲットした座席はスタンド正面の後ろの方。全体的にステージは見えるけど、肉眼では豆粒でスクリーンに頼って観ていたのですが、熱気や思いが伝わってきてジーンときたのを今でも思い出します。
あれから31年後。
その時のライブがBlu-rayで発売されました。
ライブはオープニングからエンディングまでノーカットで収録、ブックレットに当時のパンフレット(復刻)、CD、関係者インタビューとパッケージされた完全生産限定盤になってます。
合わせて、31年後の同じ日には全国の映画館で限定上映されて、私も映画館で観てきました。
スクリーンで改めて観て、あの時の様子が自分の中で蘇ってきたように感じました。
劇場上映の感想をブログに書こうと思ったのですが、下書きのまま1年経ってしまいました。
32年前の今日(1994年9月15日)のことを思いだしながら、ザ・ハートランド、「LAND HO!」についてや、20年くらい前にホームページにアップした当時の記事を復刻して紹介いたします。
They called the band ‘THE HEARTLAND’.

まずはこのライブについて。
佐野元春は1980年にデビューしてから、ともにライブで活動するバンドを結成しました。
バンドの名前は「ザ・ハートランド」。
ザ・ハートランドは1980年から1994年まで、実に14年間の間、レコーディングやライブを通じて元春の音楽を支えてきた「仲間」でした。
元春はハートランドとの関係を「がんばれベアーズ」に例えていて、結成当時によく「俺たちは “がんばれベアーズ”だ。今はヘタクソでも、いつか大きな舞台で優勝しよう!」と話していたといいます。
ハートランドのメンバーは、ライブを重ねていくうちに元春と共に成長し、満員の横浜スタジアムで力強いライブを行うだけでなく、メンバー一人ひとりがプロデューサーや数々のミュージシャンと共演するなど、個々としても成長していきました。
そして、1994年。
「The Circle Tour」が終了した後、元春はバンド「ザ・ハートランド」の解散を発表しました。
元春は、バンドがクリエイティブなピークを迎え、やりきったことで解散を決めたそうです。
私はファンクラブ誌に同封されていた「ハートランドからの手紙#73」でハートランドの解散を知るのですが、受け取った時はまだこの事が理解できてませんでした。友人からの電話で「ハートランド解散するんだよ」と知り、なんとも言えない感じになってしまいました。
しばらくは「ハートランドと元春はこの先演奏しないのかなぁ」とか寂しい思いが出てました。
その後、雑誌でハートランドの解散について語っているのを読みましたが、元春自身も揺れ動いてる中で決断したというのを知り、寂しいけど笑顔で送り出そうと思いなおしました。
LAND HO! 横浜スタジアム 1994.9.15
ザ・ハートランドとのラストライブ
そして、1994年9月15日。
横浜スタジアムでのライブ「Land Ho!」を最後に、14年の活動に幕を閉じました。
ライブ前は雨が降っていて涙雨かと思ったけど、ライブが始まった頃には雨が止んで、終盤には月が出てきて、と涙ではなく、笑顔でライブを楽しんできました。
ライブの翌日は寂しさも感じたけど、たまたま家族旅行で上高地に行ったので、いい気分転換になりました(詳しくは後の過去記事で)。
佐野元春のオフィシャルファンサイト「Moto’s Web Server」にあるアーカイブレポ「Now & Then」に「LAND HO!」のレポートがあります。
1980年に活動を開始し、佐野元春の音楽の屋台骨を支え続けたザ・ハートランドの解散が発表されたのが、1994年4月25日。そして文字通り彼らがその活動にピリオドを打ったのが、同年の9月15日に横浜スタジアムで行なわれたライヴ「Land Ho!」だった。
当日は朝から雨模様で本番が思いやられたが、幸運なことにライヴがスタートする頃には雨も上がり、天候は野外ライヴにはベストの状態。これがザ・ハートランドのラスト・ライヴとあって、全国から駆けつけた人達で埋め尽くされたスタジアムは、最初から最後までテンション上がりっぱなし。ステージ上もグラウンドも、熱気のこもった一夜となった。
元春はパンフレットに「ハートランドからの手紙」としてメッセージを寄せています。
僕とザ・ハートランドのライプ、横浜スタジアム「LAND HO!」に来てくれてどうもありがとう。心から感謝します。花と風船と小瓶のプレゼント。受け取ってもらえましたか?
今回のこのイベントが、僕とザ・ハートランドが何年間かに渡って集めた心の宝石を最高の形でみなさんと分かち合う、そんな祝祭-フェスタのようなものであってくれたらなあと思っています。
そのラストライブ「LAND HO!」が解散から31年経った2025年、完全収録したパッケージで販売したのでした。
そして、2025年9月15日、「LAND HO!」ライブを一夜限りの劇場でノーカット上映するというイベントが行われました。
私は亀戸MOVIXで観ましたが、ゲットできたチケットが最前列で迫力ありすぎでした。
ライブ当日はバックネット裏のスタンドだったので、全体は見えたけど肉眼では豆粒だったので、こんな表情だったんだなと改めて気づくことが出来たのが発見でした。
劇場で観てから1年経ちましたが、Blu-rayで改めてライブを観ていきたいと思います。
特製ボックスセットは残念ながら生産終了のようです。
再販してくれないかなぁ。SONY MUSIC SHOPでは再販売リクエストが出来るので、チェックいれてみようと思います。
セットリスト
- シー・ファー・マイルズのテーマ Theme: See Far Miles
- ナイトライフ Night Life
- アンジェリーナ Angelina
- スターダスト・キッズ Stardust Kids
- ガラスのジェネレーション Generations
- ダウンタウン・ボーイ Downtown Boy
- ハッピーマン Happy Man
- 君を探している Looking For You
- ワイルド・オン・ザ・ストリート Wild On The Street
- カム・シャイニング Come Shining
- 君を汚したのは誰 Shame
- ヤングブラッズ Young Bloods
- 冒険者たち Wild Hearts
- インディビジュアリスツ Individualists
- 奇妙な日々 Strange Days
- ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 Napoleon Fish Day
- ぼくは大人になった A Big Boy Now
- ジャスミンガール Jasmine Girl
- ジュジュ Juju
- ニューエイジ New Age
- ハートビート Heartbeat
- 新しいシャツ Brand New Shirts
- ロックンロール・ナイト Rock & Roll Night
- 約束の橋 The Bridge
- レインボー・イン・マイ・ソウル Rainbow In My Soul
- 新しい航海 New Voyage
- スウィート16 Sweet 16
- ソー・ヤング So Young
- 彼女はデリケート She’s So Delicate
- 悲しきレイディオ・メドレー Medley: Radio Radio, Welcome To The Heartland
- サムデイ Someday <Encore>
「THE HEARTLAND」&Friends
The Heartland
佐野元春:Vocal,Guitar
長田 進:Guitar
古田たかし:Drums
小野田清文:Bass
西本 明:Keyboards
阿部吉剛:Keyboards
Tokyo Be-Bop
ダディ柴田:Saxophone
石垣三十郎:Trumpet
ボーン助谷:Trombone
Our Friends
伊藤銀次:Guitars(M29・30・31)
里村美和:Percussion(M9・10・29・30・31)
横内タケ:Guitars(M9・10・29・30・31)
Melodie Sexton:Backing Vocal
Paula Johnson:Backing Vocal
20年前の「LAND HO!」振り返り(2003年3月5日初掲)

2003年3月5日、ホームページに「LAND HO!」の事を公開しました。
当時書いた記事を下記に再掲します。
この一連のライブレポートは、1994年9月15日、横浜スタジアムで行われた佐野元春with The Heartlandの最後のライブ「LAND HO!」の感想を書いたものです。
あのライブから2日後、家族旅行で上高地に行ったのですが、旅先でファンクラブ宛に葉書で感想を書き、投函しました。その後佐野さんのFC会誌 「Cafe bohemia」に一部掲載され、翌年2月にはファンクラバーによるライブレポート集「VOICE LAND,HO!」に載せて頂きました。
(今回書き直すにあたって、若干追加&編集をしました)
解散して9年近く(2003年時点)経った今、数年前の文章を載せるのにはちょっと恥ずかしさも覚えるのですが、これを書き起こしながら改めてハートランドとプレイしていた頃の佐野さんのライブパフォーマンスに浸ってみようと思います。そして日本にはこういうバンドがあったんだよという事をみんなに知らせておきたいとも……。
上高地にて…私なりの”LAND,HO!”(1994.9.17)
今、上高地でこの葉書を書いています。
あの横浜の夜から2日経ち、あのキラキラとした夜が私の心の中にしっかりと根付いている事を改めて実感しています。もしかしたら泣くかも、と思ってたあの夜だけど、結局はいつも通りの、元春とメンバーの14年間ずっと変わってない絆を感じることが出来た、楽しいライブでした。
元春が上半身裸で演奏している姿にはビックリしたけど、これからも素晴らしいパフォーマーであり続けるであろうとこの時思いました。
とにかくこの日は「奇跡」が起こった一日でした。朝から降っていた雨はライブの時にはやんでいたし、この日の「ミリオン・ナイツ」では、そのライブが何と、FMの電波でON AIRされたのです。
これはすごい!
元春とザ・ハートランドの「LAND,HO!」は、彼らの関係がまた新しく始まるんだと思わせる本当に素晴らしいライブでした。
Dream goes on forever….Good Luck,THE HEARTLAND!!
(94.9.17 at Kamikouchi,Nagano)

「LAND HO!」ライブから2日後に、家族旅行に行くことは偶然でしたが、あの熱狂した出来事を振り返るのに良い時間になったんだなぁと思いました。
奇跡は夢となって(1994.9.30)
9月15日、この日は様々な「奇跡」が起こった。朝から降り出した雨はライブ開始前にあがった。ステージ上ではいつものメンバーが楽しく演奏していた。また、ハートランドからいち早く「卒業」した横内タケ(ギター)、里村美和(パーカッション)、そして伊藤銀次が彼らと同じステージに立った。
たたみかける様な勢いで次々と演奏されていく「ザ・ハートランド・ナンバー」。私は歌い、踊りながらメンバーの姿をオペラグラスで追っていた(この日の席はスタンド正面 、外野にあるステージから遙か遠くにあった)。「自分たちも楽しく演ろう」そう言っていた元春の言葉通り、彼らの表情は普段通りの明るい笑顔だった。
最後の曲「SOMEDAY」が終わった後、ステージ左右に
“A Dream goes on forever”
という文字が現れた時、私はハッとした。
この言葉は、佐野が数日前にラジオにゲストで出演したとき、「この曲を仲間のザ・ハートランドに捧げます」と言った後流れたトッド・ラングレンの曲のタイトルである。 “A Dream goes on forever” 夢は続いていくもの……この日見せた「奇跡」は、夢となっていつまでも私の中で続いていく。佐野元春と彼の仲間達に心からの拍手を送ろう。
(94.9.30)

「LAND HO!」ライブから2日後に、家族旅行に行くことは偶然でしたが、あの熱狂した出来事を振り返るのに良い時間になったんだなぁと思いました。
Live OnDemand at Million Nights(1994.9, 2000.11)
数年前、当時Tokyo-FM系列でオンエアされていた「Million Nights」という番組があった。かつて東京JAPというバンドでドラムを叩き、現在は人気DJとしてラジオにTVに活躍している赤坂恭彦氏が担当したFMワイドプログラムだった。 ノンジャンルでオンエアされる楽曲、飾り気のないトーク、本音と笑いを誘うリスナーからのメッセージ。赤坂氏が担当していた別の深夜番組のリスナーの一人だった私は、放送が始まった時、当然のようにリスナーになった。
「Million Nights」が特別な番組になったのは、佐野元春がゲストで出た時からである。はじめはゲストトークだけだったのが、翌年の夏には赤坂&元春のダブルDJ(佐野自身がオンエアしたい曲を自ら持参する位の力の入りようだった)が繰り広げられた。尊敬する2人のDJバトルは、かつての「Motoharu Radio Show」を彷彿させたのを今でも思い出す。
(今年の「20th Anniversary Tour」で赤坂氏が寄稿を寄せていたのを見て、とても嬉しかった)
1994年9月15日、私はこの番組をタイマー録音していた。
赤坂氏のことだから、このライブについて何らかの報告があるに違いないという期待を抱いていたのである。
(前日の放送で、DJの赤坂氏が「明日は何かが起こるから、チェックした方がいい」と話していたのを思い出した)
午後10時10分過ぎ、「悲しきRADIO」のライブバージョンが流れはじめ、LAND HO!のライブ速攻レポートが始まった。そしてライブに行かれなかった人達からのメッセージが次々と読まれた後、赤坂氏が「さて、ここから奇跡が起こります!」といって、何とつい数時間前に行われたライブテイクをオンエアし始めたのである。これは佐野が「行けなかった仲間達に今日の興奮をいち早く伝えたい」という希望から、急遽実現されたものだという。赤坂氏でさえも「ライブテイクをON AIRしていいのをつい先ほど知った」という位、急な事だった。
- See Far Milesのテーマ
- Night Life
- (EPIC SONYの長島氏による電話レポート)
- DOWNTOWN BOY
この3曲がオンエアされたとたん、ファンから怒濤のようなメッセージが届けられた。殆どがライブ音源を音源してくれた驚きと佐野さんへの感謝のメッセージだった。おそらくラジオの向こうでは、この日のライブの様子を知りたい人がそわそわしながら聴いていたのだと思う(当日ファンクラブの電話もパンク状態だったらしい)。このオンエアは、佐野さんから送られた最高のプレゼントだった。
私はこの番組を聴いた時、ラジオが引き起こす奇跡を改めて感じた。ライブ音源をオンエアしてくれた赤坂さん、ミリオンナイツのスタッフ、元春側のスタッフに感謝したい気持ちになった。そして佐野元春、ハートランドのメンバーには改めて最大の敬意と感謝を捧げたい。
P.S.
まだ余韻に浸りきっているのに、その後まりちゃんずの「おざきんちのばばぁ」という曲(当時何故かこの曲が「番組内で」流行っていた)が流れて、 ライブの余韻が一気に崩れた(爆)。ちなみにこの日は敬老の日でもありました(笑)。
(94.09&00.11.09)

当時、赤坂泰彦さんのファンで、ミリオンナイツも毎日聴いてました。
ライブが終わって帰宅して、録音していたミリオンナイツを聴いてみたら、数時間前にハマスタで聴いたライブが、全国に流れていてすごい!とジーンときました。
その後に「尾崎家の祖母」が流れて涙から笑いに変えたのが赤坂さんらしい(笑)
幸せの赤い靴(1994.9.30)
山下公園沿いにある神奈川県民ホール(佐野さんもよくライブをやる場所)の裏手に「赤い靴」と呼ばれている場所があった。
彼のデビューアルバム「BACK TO THE STREET」のジャケットを撮った場所としてファンに知られている「赤い靴」は以来、多くのファンにとっての名所として知られるようになる。
アルバムジャケットみたいに記念写真を撮ったり、店のオーナーである坪山紗織さんはここを訪れる元春ファンを快く迎え、訪問の記念と元春へのメッセージを寄せたノートを用意して、自由に書き込めるようにしていた。書き留められたノートは何十冊にも及んだ。
しかし数年後、横浜市の区画整理事業にのみこまれるようになり、赤い靴は立ち退きを迫られるようになる。
92年頃には赤い靴内の施設が引っ越され、外観のみが残された。そのままの状態で数年過ぎ、96年2月、ついに建物そのものが取り壊されたのである。

この写真は94年9月15日、「LAND,HO!」のライブがあった日に「赤い靴」の前で記念撮影されたものである。佐野とハートランドとの最後のライブという事で、全国から大勢のファンが横浜に詰めかけた。そして多くのファンがこの日ここで写真を撮っていた。
中はがらんとしていたけど、あの入口の階段、あの赤い窓はデビューアルバムと同じだったのが嬉しかった。何でもっと早く赤い靴に行かなかったのだろうと後悔した。
赤い靴が取り壊された後、元春ファンクラブの会報で「Akai-kutsu Memorial」というコーナーが作られた。
それはファンクラバーに赤い靴で撮った想い出の写真とエピソード、メッセージを掲載するという企画で、数回に渡って行われた。
私も短いメッセージを書き、あの写真を添えて編集部に出した。96年12月25日発行の「Cafe bohemia Vol.60」に載せていただけた私のメッセージを下に書いておきたい。
元春のデビューアルバムのジャケット場所が横浜にあるという事を知った時は、既にそのお店は閉まっていた。もし私がもっと早くその存在を知っていたら、どんなに自慢出来たことだろう。一昨年の初秋、ハートランド最後のライブ前、ようやくたどり着いた「赤い靴」。形はなくなっても、一人一人の心に残る「赤い靴」。ずっとずっと大切にしたい。
96年2月26日、佐野とホーボーキングのライブが神奈川県民ホールで行われた。
既に取り壊しが決まっていた「赤い靴」だが、オーナー側から開演時間まで取り壊しを待っていて欲しいと工事業者に伝えた。これは「この日のライブに来る人が記念写真を撮れる様に、ライブが始まる前まで表玄関の部分だけは残していてほしい」という配慮からだろう。
最後まで赤い靴の大切さを教えてくれた坪山さんに感謝したい。あの時私も県民ホールにいたのだけど、玄関以外が取り壊され始めている姿にとても淋しさを覚えた。
「赤い靴」は今はないのだけど、ジャケットを見る度、写真を見る度、私の中では赤い靴はいつまでも残して置きたい、と改めて思った。
そしてまた横浜にある今の「赤い靴」を訪れてみたいと思う(現在は港の見える丘公園の近くにある「猫の美術館」に赤い靴の面影を見つけられる。場所は「ブリキのおもちゃ博物館」の向かいです)。
(94.09&00.11.09)

ギャルリーパリのサイトによると、「ヨコハマ猫の美術館」は耐震補強工事の影響で閉館されたとのこと。あの場所にあった「赤い靴」は私の心の中で今でも残ってます。
ギャルリーパリ、また訪れてみたいですね。
当時(2021年)アップした時の記事はこちらでご覧いただけます。良かったらどうぞ。
改めてみるとキラキラしているところが昔のホームページという感じです(笑)
佐野元春の横には、いつもバンドがいた
佐野元春は、デビューからバンドと共に活動しています。
ザ・ハートランド。
ザ・ホーボーキングバンド。
そして、ザ・コヨーテバンド。
振り返ってみると、元春の横にはいつも、その時代の音を一緒に鳴らす仲間たちがいました。
32年経った今でも、私にとってザ・ハートランドは特別なバンドです。
元春と一緒に成長しながら、ライブで音楽を作り上げていく姿。ステージから伝わってきた楽しさや熱気。そして、メンバー同士の強い絆。
「LAND HO!」で見た光景と、あの夜に受け取った思いは、今も私の中にしっかりと残っています。
1994年9月15日、「LAND HO!」の最後に掲げられた言葉。
“A Dream goes on forever.”
当時の文章を読み返すと、私はハートランドの解散を寂しく思いながらも、「夢は続いていく」と書いていました。
本当に、その通りになったと思います。
ザ・ハートランドとの14年間を経て、ザ・ホーボーキングバンドとの活動があり、現在はザ・コヨーテバンドという新しい仲間たちと一緒に、元春は歩みを止めることなく、音楽を作り続けてきました。
現在、元春と一緒に音を鳴らしているのはザ・コヨーテバンド。
過去の音をそのまま再現するのではなく、今の元春の歌を、今のバンドの音として届けてくれる。その演奏を聴くたびに、元春が今も前を向いて、新しい音楽を作り続けていることを感じます。
そして今週末の9月19日から、佐野元春&ザ・コヨーテバンドの全国ホールツアー「IN & OUT TOUR 2026」が始まります。
埼玉公演を皮切りに、2027年3月まで全国18都市21公演を巡るツアー。
私は11月5日の東京・SGCホール有明公演、ツアーラストの3月、東京ガーデンシアターに行く予定です(3月はチケットはこれから発売)。
久しぶりに遠征もしてみたいなぁ。
今回はどんな曲を演奏してくれるのか。
コヨーテバンドと一緒に、どんな新しい景色を見せてくれるのか。
今からとても楽しみです!
1994年9月15日の横浜スタジアムで、元春とハートランドから受け取った「心の宝石」を胸に、今の元春とコヨーテバンドに会いに行ってきます。
A Dream goes on forever….
音楽も、私たちの旅も、まだまだ続いていきます。




